2024年度 境港青年会議所 第61代理事長 平野 陽平 【スローガン】 Layer Colors 【基本理念】 ~ 真剣に!丁寧に!!大胆に!!!~ 【基本方針】1.確立された組織体制の構築2.イメージを鮮明に伝える広報活動3.次代を彩る人財の発掘と育成4.夢を描き続けることのできるまちづくり5.未来へ想いを繋ぐ創立60周年事業の実施 【はじめに】一般社団法人境港青年会議所は、1965年に設立され、本年度創立60周年を迎えることとなります。この60年の長きに亘り、想いを繋いでこられた先輩諸兄姉の皆様に尊敬の意を表すとともに、我々の活動を支えてくださる地域の皆様に心より御礼申し上げます。受け継がれてきたまちづくりへの想いはいくつもの時代の大きな波を乗り超え、止まることなく「明るい豊かな社会の実現」へ向け今も前進を続けています。創立60周年という大きな節目を迎えるにあたり我々はこれまでの歴史や伝統をもう一度振り返り、「ひと」と「まち」の未来のため何ができるのか、もう一度真剣に考え活動していかなければなりません。私自身境港青年会議所に入会するまで、まちづくりというものに携わることはないと思っていました。こうして活動を続けるなか、多くの方々と出会い、学ばせていただき、気付いたことが誰もがこの「まち」が少しでも良くなって欲しいと願い、誰もが誰かのために頑張っているということでした。それは家族のためなのか、仲間のためなのか、会社のためなのか、自分自身のためなのかはわかりません。しかしその想いの重なりが「まち」をつくっているのではないかと感じました。スローガンの中のColor(色)とはそれぞれの思想や願望、長所だけでなく短所も含めた個性だと考えます。職業や年齢、性別や生い立ちまで違う境港青年会議所の現役会員一人ひとりの個性がともに活動の中で重なり合い、輝くことで、境港青年会議所の新しいColor(色)が創られ、歴史や伝統を繋いでいくものだと思います。我々のColor(色)が行政や民間の各団体、市民の皆様のColor(色)と重なり合い、「まち」の未来を鮮やかに色づかせたいと願い、本年度のスローガンを「Layer Colors」と掲げさせていただきました。誰もが鮮やかに輝く未来へ、会員一同何事も真剣に考え、丁寧に取り組み、大胆な発想を持って行動を起こすことで必ずその願いは実現すると信じています。【確立された組織体制の構築】現在境港青年会議所は入会歴3年未満の会員の割合が半数以上を占めます。これは20歳から40歳の限られた時間の中で組織を運営していくという青年会議所の特性上、それほど問題だとは思いません。しかし近年、会員の平均在籍年数が短くなったことだけでなく、会員数の減少により、会員一人ひとりの時間的な負担が多くなりました。境港青年会議所の組織としての基本的な運営について学ぶこと、伝えていくことが疎かになり、組織の運営自体が曖昧になりつつあるというのが現状です。もう一度、境港青年会議所という組織が何を目指しているのかを見つめ直し、組織としての運営を早急に改善していくことが今後も当会を存続させていく上で必要なことと考えます。まずは定款や規則を見直し、それに則った運営を徹底していきます。そして会員の時間的な負担を少しでも改善するために、諸会議の時間や方法についてもルールの厳格化を行います。そして将来のLOMの理事を担う会員を育てていくことを全員で共有し、育成に取り組んでまいります。未来の境港青年会議所のために、これらを時代に合わせ見直し、新たな基盤となる確立された組織体制の構築をしていきます。【イメージを鮮明に伝える広報活動】 近年境港青年会議所ではFacebookやInstagram、HP等SNSを用いた広報活動を積極的に行なってきました。その成果もあり、以前より格段に当会の事業や日々の活動が皆様に伝わる機会が増えています。画面越しに誰もが気軽に情報を手にできる現在だからこそ運用についてもう一度正しく理解し、より洗練された広報が必要だと考えます。 当会の事業が何のために開催されているのか。そしてその事業を行うにあたりどのような物語があり、どのような想いをもって、誰に何を伝えたいのか。綿密な広報計画を立て、事業や活動のイメージがわかりやすく鮮明に伝わる広報を行うことができれば、ひとりでも多くの方に境港青年会議所を知っていただくことができると考えます。 そうした広報を積み重ねていくことで、事業へ「参加してみたい」と思う方だけでなく「一緒に活動してみたい」と思っていただけるような方に出会うことができるのではないでしょうか。本年度は情報発信においても会員全員で共有し、一人ひとりが自覚を持って当会のPRを行う広報活動を実践していきます。 【次代を彩る人財の発掘と育成】近年境港市の人口減少は大きな課題であり、出生率の減少や人口流出、高齢化などが原因だと考えられています。全国でも人口流出においては地方と都心部との賃金格差や、希望に沿った雇用機会の少なさによる社会的要因が主であると言われています。加えて環境や設備などの社会インフラの不足が若者の都心部への流出に拍車をかけています。地方に若者が残らないという問題は「まち」にとっても我々青年会議所にとっても、深刻な問題であり、環境が今後どれだけ整備され改善されたとしても、「まち」に暮らす「ひと」がいなければ意味がありません。まちづくりとはその時代を生きる「ひと」たちの想いで創られ、繋がれてきたものであると私は考えます。本年度、境港青年会議所がこの人口流出という問題に対してできることは、次代を彩る若者や子ども達のために、もう一度地域の魅力や可能性をともに模索し、ともに伝えていくことだと考えます。地域を愛し、地域で活躍している若者を我々が支え、ともに次の時代を担う子どもたちのために、理想の「まち」の未来を描き、実現していくことが繋がれてきたまちづくりへの想いであり、我々が先輩諸兄姉の皆様から教わった「ひとづくりがまちづくりである。」というこの言葉を体現することだと信じ、理想の「まち」のために、次代を鮮やかに彩ることのできる人財の発掘と、ともに成長できる機会の提供を行っていきます。【夢を描き続けることのできるまちづくり】 境港市は市政を1956年に発足し、これまで水産、観光のまちとして大きく発展してきました。近年では日本海側の重要港湾としても整備が進められ今後更なる発展が見込まれると考えます。しかし、その発展の裏側で時代に取り残され衰退していったことも多くあるのではないでしょうか。 華やかに開催された事業や施設が老朽化や維持の問題による使用頻度の減った現在の状況において、今の子ども達の思い出の場所になっているのでしょうか。この「まち」の未来を想い浮かべ、可能性を感じ、夢を描くことができるのでしょうか。 こうした施設や地域資源の利活用など、これまで当会でもこの課題に積極的に取り組み、「まち」を盛り上げるための事業を起こしてきました。しかしその事業が現在「まち」に浸透し、「まち」に必要とされるものへと本当になっているのでしょうか。当会のまちづくり事業は一過性のものや自己満足になってはいけません。我々は本気で5年後、10年後だけでなく、その先の未来も見据え活動していかなければなりません。本年度は境港の将来を真剣に考え、市民の皆様が本当に必要と感じ、今と未来に夢を描き続けることのできるまちづくりの基盤となる運動を起こしていきます。 【未来へ想いを繋ぐ創立60周年事業の実施】2025年度一般社団法人境港青年会議所は創立60周年を迎えます。これまで多くの先輩諸兄姉の皆様が「まち」を想い活動を続けてこられたことが今の境港青年会議所であり、またこれまで我々の活動に対しご理解ご協力いただいた関係各所、市民の皆様のおかげであります。これからの境港青年会議所の創立65周年、70周年へ向け、これまでの感謝を伝え、これからもともに手を取り合い、境港の未来を想い描いていくことが創立60周年の最大の使命だと考えます。本年度は創立55周年の際に開催することのできなかった記念式典、記念事業を開催し、事業を通して創立50周年からの10年間の想いを未来へ繋いでいけるよう会員一同、一丸となり全力で取り組んでまいります。【最後に】私自身、境港青年会議所に入会して10年という月日が経過しました。これまで多くの先輩方に育てていただき、多くの仲間や後輩たちと成長させていただきました。境港青年会議所があったからこそ今の自分があるのだと思います。理事長として私ができることはこの感謝の想いを後輩やこの先の未来の会員へ伝えていくこと、そのために2025年度の当会を支え、会員の皆様とともに精一杯やりきることだけです。明るい豊かな社会の実現のため、大きな夢を描き、鮮やかに「まち」を染めていけるよう一年間邁進してまいります。 2025年度理事長 平野 陽平